8/19(土) AC長野パルセイロ戦 監督・選手 試合前コメント
- 今週のトレーニングで重視した部分は 「前回やったことを継続しました。例えば相手の最終ラインの背後にボールを入れていくことだったり、守備だったらカウンターを受けたらしっかり自陣方向に戻ること、そういったことは心がけてやりました」 - 今治戦もそういった意識が見えてゴールに繋がったと感じたが 「ンドカ選手が流して北選手がシュートしたシーンの流れなんかは、まさに練習通りだったので、本当に選手がよく表現してくれたと思っています」 - スペースがある相手だとロングカウンターでスピードある選手が活きてくると思うが 「我々のロングカウンターはJ3でも上位だと思うので、自陣まで攻め込まれても前線の選手が速いので、彼らの特徴が出たかなと思います。良い守備からの良い攻撃は改めて大事だと思います」 - 得点シーンは綺麗な形のカウンターでした 「それまでカウンターがあってもなかなか仕留めきれなかったという反省があって、少ない人数でゴールまでいくトレーニングもしてきたので、先週に関してはトレーニングでやったことを本当に選手たちが表現してくれたと思っています」 - 前回の長野戦を振り返って 「前回はいくつかカウンターを受けましたし、プラス我々が前に食いついてバイタルエリアを使われてゴール前まで運ばれるところもありました。ただ、それを恐れて前からいかないとどんどん侵入されるので、そこを前から行きながらも奪いきれるようなトレーニングを行いました」 - 恐れずにいくところとしっかり守るところが必要になるか 「そうですね。ゴールを防ぐというところは今治戦でも最後鍵をかけるみたいなところはよくやってくれたと思います。もう少し意図的に奪ってカウンターみたいなところが出てくると良いと思います」 - 最近の試合では粘り強さ、しぶとさが出てきていますが、トレーニングの中で得たものが出ているか 「対戦相手が成長させてくれることもあると思っています。なかなか波に乗れなかった時は我々がボールを持っていて、なかなかぶつかり合いがなかったり、フラストレーションが溜まる試合が続いていました。愛媛さんと試合をして、いったりきたりの展開だったり、相手の守備が懐まで入ってくる、そういうぶつかり合いがあって、やっぱりそうだよなと選手も気づかされたと思います。実際によーいドンで負けているシーンもありましたし、今治さんももちろんパワーがあるチームで、今治さんにはぶつかり合いや闘うところを呼び起こさせてもらったのかなと思っています。この2試合の積み上がりが次の長野戦に出せればと思っています。トレーニングももちろん大事ですが、試合が我々を成長させてくれていると感じています」
- 体を張った守備が出来ていますが、センターバックとして振り返ってどうか 「愛媛戦も今治戦もチームとしてもう一つ強度を上げた守備をしていこうというのがトレーニングの時から意識付けされているので、それが意識的に出せている部分、勝てている部分ではあります。ただ、まだ負けている部分はあると思いますし、個人的には負けている部分の方が多い印象なので、意識付けはできていますが、より精度を上げていきたいなと思っています」 - 色々なチームを経験しているが岐阜は違っているか 「すべてにおいてクオリティが高いと思います。一人ひとりの強度や技術もそうですし、サッカーIQも僕が今までやってきた中では一番ハイレベルなチームだと思います。自分も高い基準にもっていかないといけないと思っています」 - 長野は古巣戦となるが意識することは 「もちろん考えます。やっぱりプロのキャリアをスタートさせてもらったチームなので。長野にいた4年間は良い思い出もあれば悔しい、辛い思い出もあって、でもその4年間を経て岐阜にいて『これだけ成長したよ』『対戦相手として嫌な選手でしょ』というのを見せたいです」 - 今治戦の前半を振り返って 「前半は攻守においてやりたいことを多く出せたと思います。当たり前のことを当たり前に、1対1で負けないとか、しっかりパスを通すとか、勇気をもってプレーするというのは全員出来たと思います。ただ、それが後半うまくいかなくなってしまいました。個人的にもミスが多かったですし、イージーなミスをしてしまうと流れは簡単に持っていかれてしまうので、個人的には反省する場面が多かったです」 - 早い段階で試合を決めるのが今後大事になりそうか 「もちろんそうですね。それは監督も仰っていますが、岐阜がやりたいサッカーは2点、3点、4点取るサッカーなので、そこを追い求めますが、2-0でしっかりゲームをクローズするというのは僕ら守備陣にとっては大事になってくると思います」 - 今治戦での勝利が自信になって、得るものが大きかったか 「最近は勝てていなかったですが、自分たちに疑問や不安は全くなかったですし、リーグ自体が混戦なので一つ勝てば全然いけると常にトライしていました。前節やっと勝てて次の長野戦が本当に勝負だと思うので、絶対勝って帰りたいと思います」 - 長野の印象は 「後ろからしっかりつないでくるチームだと思いますし、個人で打開できるパワフルな選手もいるので、まずは個人のところで絶対負けないことが大事だと思います。うまくやるとかではなくて、まずは球際のところで負けない、戦うというのをベースに岐阜のサッカーが出来れば絶対勝てると思うので頑張ります」
- 今治戦を振り返って 「いつもよりボールに触れましたし、間で受けることが出来たので、自分としてもいいプレーが出来たと思っています。間で受けることは今年やらないといけないことなのでうまくスペースを見つけられたなと思います」 - ンドカ選手の後ろの位置で意識している部分は 「あの位置で受けれれば攻撃もうまくいくと思いますし、自分自身も今年からそういったプレーというのは初めてやるので、最初は難しい部分もありましたが、今は周りも見ながら出来ていると思います」 - ミドルシュートも増えたように感じたが意識しているか 「そうですね。僕も点を取りたいのでシュートも打つし、クロスから決めることが出来ればもっといいですが、そこがうまく合っていなくて自分も点を取れていないです。しっかり自分の役割を全うして、ミドルシュートでも点を取れればいいなと思っています」 - トップ下の役割に関して整理されてきた感じか 「間で受けたり、ドリブルで運んだり自分でテンポを作っていかないと難しいと思います。誰がやってもあのポジションは難しいので、しっかり自分も落ちて受けながら前に運んだりしていけばテンポはできると思うので、周りを意識しすぎずに自分のプレーをしながらやっていこうと思います」 - アウェイ長野戦に向けて、前回対戦を振り返って 「途中出場でしたが、ハイプレスに行ったら慌ててひっかけられる場面はあったので、それを前半から出していければ良いと思います。カウンターが速いチームなので、引きすぎずに前からしっかり奪ってボールを繋げればいいと思っています」 - 守備を厚くするチームに対してどのように対応していくか 「先制点が大事になってくるので、早めに点を取れれば相手も出てきますし、出てきたところをカウンターで、今治戦のようにンドカ選手や村田選手のスピードある選手を活かして点を取れればいいと思います」