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3/29(土) 松本山雅FC戦 試合前コメント

大島 康明 監督

 

- 選手も、丁寧にとかここを取らないとみたいなところが堅さや思い切りの部分に出ているのでは

「全部だと思います。サッカーはメンタルスポーツでもあるし、技術のスポーツで、フィジカルのスポーツでもあるので、どれか一つと言うのは難しい状況ですが、ただこの状況を脱しようと選手たちがすごく必死なのは練習を見ていてもそうなので、そういうところが今少し堅くなっている部分なのかなと思います」

 

- ラストパスを通せればというシーンもあったが、大枠はできてきた感触か

「金沢戦で少しビルドアップが難しく、それをトレーニングしたら次は出口が薄れてしまったので、今日(3月26日)は出口をやって、その一つやって一つ進んでというのを繰り返していきながら、早く結果に繋げないといけないと感じています」

 

- 我慢しながらトライ&エラーしていく感じか

「自分は全くブレることはないですが、応援していただいている皆さんに我慢させてしまっているので、そこが申し訳なく思っています」

 

- ここで松本山雅を倒せれば波に乗っていけると思うが

「勝負なので、そこをしっかり取りに行くというのは大前提ですし、選手もそのつもりです。一番良かったのは今誰も目が死んでいなくて、貫くというのを選手たちも同じように感じていて、そこが強くなっていく集団だと思っているので、今日のトレーニングもすごく良かったと思っています」

 

- 松本山雅のイメージは

「山雅さんも少し苦しんでシステムも変えていて、前の相模原戦は相当アグレッシブに、5枚にして非保持で主導権を握ってゲームを取っているので、そういう形でくるのかなと思っています。あとはボックス内の個のクオリティは、やはり菊井選手などもかなり高くて、浅川選手の背後への動き出しなど、あのあたりのレベルは非常に高いと思っています」

 

- 前節はボックス内に人が多く入ってきているがクロスが入らないというシーンもあった

「映像のミーティングもしましたが、自分たちがいい時は全部入れ込んでいるし、入っていっている。この1、2試合はそこが薄れていて今日もトレーニングしました。ビルドアップの入り口はほぼ選手たちも作れるところにきていますが、出口が薄れているのが現状なので、そこに大胆にトライしていきたいと思います」

 

- 以前も話をしていたが、監督が作るケーキの土台に選手が最後にイチゴを載せて欲しい

「一緒に載せます。彼らだけの問題ではないので。みんなでやってみんなでプレッシャーも受けますし、今苦しいのもみんななので、みんなで解決してみんなで喜ぶという、ずっとそういうマインドです」

 

 

外山 凌 選手

 

- 前節を振り返って

「勝てていない中での0-3は、もっと自分たちに目を向けてこの結果を重く受け止めないといけないと思っています」

 

- 練習の中でも見ないような失い方も見られたが

「練習の中での強度や緊張感をもっと上げないといけないと思います。練習でできていることが試合でできないということは、普通なら練習のほうが激しくて、狭いコートでのメニューでプレッシャーを感じて、試合ではもっと楽に感じるのが普通だと思いますが、それになっていないということはまだまだ練習の中での甘さがあると思っています」

 

- サッカーの完成度について現状をどう見ているか

「監督のやりたいサッカーが形になってきたところや、入り口の部分で合ってきているところはありますが、完成形でどんな相手でもやれるという自信にはまだなっていないかなと思います」

 

- 大枠はできているように見えるが、質などの個の部分を上げていく必要があるか

「いくらいい戦術で綺麗なサッカーがあって、相手がこう来るから俺たちこうするよというロジックの部分があったとしても、やっぱり個の部分というところはすごく大事です。ボールをしっかり止めるとか、空いているところに蹴るとか、1対1で負けないとかというのは個の部分。そういうものは練習からしか向上できないと思うので。そこはやっぱり、一人ひとりが向上しないといけないと思っています」

 

- 松本山雅FCとの試合に向けて

「チームとして大きいクラブですし、山雅からも多くのサポーターがくると思うので、いい雰囲気でできると思います」

 

- そこで勝つことがとても大事になる

「僕たちは勝つとか成功体験のところが少ないので、一回勝ったり、いい成功体験ができれば、いい流れに乗っていくことは間違いないと思っています」

 

- アタッキングサードまでいっているがシュート数が少ないことについては

「形に囚われたりという部分があるのかなと思っています。最後の(相手の守備組織を)壊すという面では、個で抜きにかかってシュートを撃つとか、もしかしたら獲られるかもしれないけど、そこを恐れずに強引に内側にパスを通してみるとか、そういう壊すという部分、綺麗事じゃない部分が大事だと思います。そういうところが、練習をやっていてサイドからだけじゃなくて中からのコンビネーションが生まれたりしていたので、そういうところが少し足りないかなと思っています」

 

- 勝てないことでより丁寧に丁寧にという意識が強くなっているか

「サッカー選手なので、自分がどうにかしたい、このチームを勝たせてあげたい、FWであれば自分が点を取るとか、アシストするという思いをみんなが持っていて、それが画になった時に点に繋がると思います。一人ひとりが自分がという気持ちでやらないといけないと思っています」