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3/8(土) 福島ユナイテッドFC戦 試合前コメント

大島 康明 監督

 

- ひとつ勝つという意味では選手にとっても肩の荷が下りたところがあるのでは

「選手たちは今週もう一個ギアが上がった感があります。もっとだという感じで集中力も強度もそうです。自信をつけつつあると思います」

 

- このサッカーをやれば勝てると経験できたことも大きいと思うが

「そういう意味でもそうですし、彼らもやっていて楽しかったのではと思います」

 

- 改めて前節全体を振り返って

「ある程度自分たちの想定内に進みましたが、ラスト20分の時間帯は想定外だった印象です」

 

- ホームでサポーターも勝利を願っている中で受けに回ってしまうところも多少仕方ない部分もあると思うが

「その部分もありますし、北九州さんも3点目を取られてもいいような攻撃をしてきていて受けざるをえないのも分かりますが、受けるところとマイボールのところで、マイボールのところで少しボールを捨てすぎたなと、自分はそこですね」

 

- 3試合戦ってこのチームの修正力がすごいと感じたが

「修正能力というより吸収力、提示しているものに対しての吸収力が非常に高いチームです。スタートした日から修正の連続で、積み上げる土台を最初に作って、そこから少しずつ作っている段階です」

 

- 福島の印象は

「ちゃんとした色を持っているチームだと思います。バイタルエリアにボールをかなり入れてくるチームで、そこにこだわりを持つショートパス主体のチームかなと思います。福島さんもどの試合でもブレずにやっていて、彼らもそれが最終的に行きたい場所に行く近道だと思っていて、我々もそういう相手に対して自分たちのスタイルでやる試合になると思います」

 

- 前節同様お互いにやりたいことを出す試合になるか

「お互いに出し合いになると思います。当然相手のストロングな部分は消しにいきますが、そういうゲームになるかなと思います」

 

- そこで勝ちに持ってくるために必要なことは

「先手ですね、思考的にも。自分たちのアクションを先に取れるか。マイボールから考えるか相手ボールから考えるかで、自分はいつもフットボールはマイボールから考えています。自分たちの攻撃で、ああいう攻撃が主のチームに対して攻撃を打ち続けることができれば、彼らの良さは消えるよねと。当然そこは全部できるわけではないですが、彼らの攻撃のストロングをどう消していくかというところです」

 

- タフなリーグで勝ち抜いていくために、序盤戦で大事になることは

「序盤戦は勝点をしぶとく取っていく。負けないことがすごく大事で、自分たちもまだ構築している段階ですが、それでも勝点をしぶとく取っていきながら、自分たちが優位に運べるようなチームになっていくことが序盤は大事だと思います」

 

 

文 仁柱 選手

 

- 前節は大島監督のサッカーの形が見えてきた上での勝利に見えたが

「自分たちのやりたいサッカーが表現できたかなと思いますが、結果的には先制点を取られています。前半は良い形まではいっても最後シュートで終わる場面が少なかったので、どこかで自分たちのサッカーに満足して点に対する意欲が薄れてしまっていたかなと思います」

 

- 自身のプレーの評価は

「右サイドバックの位置で出場しましたが、自分の特徴は中に入ったり、前線に絡みにいったりというのを得意にしているので、そこで違いを見せれたらと思っていました。そういった意味ではまだまだ全然足りないですし、自分も得点やアシストにもっとこだわって、もっとゴール前に顔を出していかないといけないと思います」

 

- ハーフスペースの使い方でいうと自身の良さも相まって、左右どちらでも似た感覚はあるのでは

「中に入っていった時に自分はオープンにボールが置けるので、何回か泉澤選手にボールが入ってサイドに展開したシーンがあったと思いますが、ああいうプレーが自分の左利きとしてできるプレーだと思うので、そういうのをどんどん増やしていって局面を打開できたらと思います」

 

- 次アウェイの福島戦に、個人、チームとしてどういうプレーで勝っていきたいか

「チームとしてはやはり先制点が大事になってきます。前節は逆転できましたが、相手に先制点を取られると難しい試合になると思うので、まずどんな試合でも先制点を取ることをチーム全体で意識することが大切だと思います。守備面では前節失点しているので、そこは突き詰めていきたいと思います。個人としては、まだ次自分が出れるか分からないので、今週の練習から自分の良さをアピールして、試合に出れれば自分が出ている意味を理解した上で、自分の長所のプレーを見せてゴールやアシストという目に見える結果でチームに貢献できたらと思います」

 

- 上昇していくためにはどんなところが必要になるか

「自分たちのサッカーを90分間やり続けることが大事で、前節は逆転した後に少し相手に押し込まれるシーンがあって、あれを落とさずに最後まで自分たちのサッカーをやり続ける。大島監督も常々言っていますが、ボックスエントリーの数を増やして、3点、4点取らないといけないと思います。やはり点を取らないと勝てないので、昇格するためにも自分たちの攻撃に磨きをかけてやっていきたいと思います」