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7/15(土) FC今治戦 監督・選手 試合前コメント

上野 優作 監督

 

- 今治戦を含めてこの連戦は選手にどんな話をしたか

「この3連戦で一番選手に話をしているのは、それぞれ強度が高いチームだと。奈良さんもインターセプトが1位、タックル1位など、そういうしっかりした強い守備がある中で、正直我々もクロスを上げられない状態があったと思います。我々もそういう守備をしないといけないですし、そこを打ち破らないといけない。福岡さんも当然一人ひとりの1対1も強いですし、外国籍選手
のパワーももちろんある。次の今治さんも一人ひとりの能力も高いし、力強さもあるし外国籍選手もいる。我々もクラブとしてそれを経験して、それを自分たちのグループの中で再現する。
例えば昨日出た選手が明日どういう練習であれ強度の高い当たり合いをしてくれれば、当然受け取った方もこれはやらないといけないなとなると思うので、その掛け合いをどんどん強力なものにしていこうという話が今週一番多かったです」

 

- 今治も強度が高く外国籍選手も強力だが

「奪って出てくるスピードも非常に速いですし、一人ひとりのボールを奪いにくる力、また連動して奪いにくるところは非常に強力だと思っています。そこをうまく外して相手陣地に前進していくことが我々がやろうとしていることなので、そこはチャレンジしながら、できれば相手コートでゲームを進めて、フィニッシュまでもっていきたい。ここ2試合点が取れていないので、ゴールをこじ開けられるようにやっていきたいと思っています」

 

- 昨日の試合のセットプレーについては

「セットプレーで得点が取れたことは非常に大きくて、リーグ戦で取れていなかったので、昨日取れて良かったです。あげて一発ドンではなく、セカンドボールの後ですが、そこはずっと取り組んできたことなので、それが成果として表れたことは良かったです」

 

- 真価を問われる時期だと思うが、リーグ戦のメンバーに割って入ってくる選手も出てきたか

「昨日、選手たちはそういった姿勢を見せてくれましたし、俺をメンバーに入れろという、そういうアピールもあったと思います。そこは我々コーチングスタッフも受け止めて、シャッフルするわけではないですが、新しい血を入れていい循環に持っていければと思っています」

 

 

遠藤 元一 選手

 

- 怪我のリハビリはかなり長かったか

「長かったですね。全治がはっきりしていない怪我で、一回復帰してまた離脱したり、なかなか先が見えないのが苦しかったです。リハビリは特に走り込みをしました。キャンプ後すぐに怪我して、半年くらいやっていなかったので、まずはベースの体力をつけ直すというところがメインでリハビリをしていました」

 

- リハビリ期間、チームの試合をスタンドから見ていた時は、どのように感じていたか

「サッカーをする中で体を張ったり、球際で戦うというのは当たり前だと思っていて、でも当たり前のことを90分間通してやるのは簡単なことじゃないと思うんですけど、今のチームはできていると思います。それが出来ていないときにやられる、シンプルなところだと思います」

 

- 怪我から復帰して、後半戦はどのように戦っていきたいか

「正直コンディションとしてはまだまだで、昨日の試合でも自分の理想とは程遠いプレーでした。休んでいた時間が長いので、コンディションをしっかり上げて、いい競争をして、いい選手が出ていくという循環にしていけばチームはよりいいと思います。混戦の中でチャンスはまだまだあると思うので、個人的には前期チームに貢献できなかった分、貢献していきたいなと思っています」

 

- チーム全体で底上げされているが、実際にプレーしてどうか

「僕も練習に入ったのが最近で、本当に遜色ないなと思いましたし、現に清水エスパルスに勝ったり、そういうモチベーションの部分でもものすごく高いものがあったりとか、言葉を選ばずに言うとスタメン組を食ってやろうみたいな気持ちで毎日トレーニングできているのがいい循環なのかなと思っています」

 

- リーグ戦後半は、あまり出番がなかった選手たちの活躍がカギになるか

「そうですね。本当に昇格というところを目標にするには、途中から出る選手であったり、出番がなかった選手たちがどれだけ活躍できるか、試合を決定付ける仕事ができるかというのが大事だと思うので、そこは今も意識していると思いますけど、全体でより意識していきたいなと思います」

 

- 副キャプテンとしてチームのまとまりを感じているか

「ベテランと若手、中堅とかはよく分からないですが、ただピッチに入ったら関係ないと思いますし、今いい流れでチームがまとまっているのは、一人ひとりが自分がやっているんだという気持ちでやれているのが一番良いんじゃないかと思います。ただ試合の中で経験のあるベテラン選手たちが落ち着かせてくれるところもありますし、若手が勢いをもたらしてくれるところも結果としてはあると思うんですけど、基本的には自分がやってやるというのでやっているのが大きいかなと思います」