８月１７日　７日目

中国遠征７日目はグループリーグ最終戦を戦いました。対戦相手は韓国Kリーグ１の下部組織チーム、水原三星ブルーウィングス。
宿舎からグラウンドに向かう際に曇り空が広がり、グラウンドでウォーミングアップを始めて数分後に急な大雨に遭いました。雷とグラウンドに水が溜まった影響でキックオフの時間が予定より２時間半遅れるというハプニングからの試合となりました。

試合前、監督から「球際を強くいくこと」と言われたように、試合中水の溜まったグラウンドコンディションの中、相手はかなり強く球際を寄せてきていました。
その中でも強く寄せてボールを奪うことを繰り返し、前半を０－０で折り返します。ボールが動かしづらい中、相手の背後をシンプルに取りに行きチャンスを作りますがなかなかゴールまでには至りません。すると、相手コーナーキックの密集からこぼれ球を拾われて１点を奪われます。その後も味方とのタイミングが合わず、シュートまで持って行けない状況が続き、０－１で敗れました。

試合が終了すると、ピッチ上で涙を流す選手が何人もいました。この試合の雰囲気を肌で感じ、目の前の相手に負けたくないという想い、１００％でプレーすることの大切さを身をもって感じることのできた試合だったのではと思います。