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2024.07.28 (Sun) 19:00

第23節岐阜メモリアルセンター長良川競技場

FC岐阜
FC岐阜

0

-

1

ガイナーレ鳥取
ガイナーレ鳥取

0 前半 1

0 後半 0

23分 松木 駿之介

文そして田口の古巣を迎える真夏の一夜!
負けられない中断期間前最後のホームゲーム

シーズン後半戦に入って4試合目となる今節、J3第23節はホーム長良川にガイナーレ鳥取を迎えるナイトゲーム。夏休みの夜に勝利で彩りを添えたいのはもちろんのこと、ここ4カ月ほどのホームゲームは、引き分けはあっても白星がなかっただけに、なんとしても勝って3ポイントを獲得したいところだ。

 

鳥取とはアウェイの第18節で対戦したばかり。前回対戦では4-2で勝利を収め、FC岐阜としては自信を持って臨める相手ではあるが、しかしこの自信が過信になってはいけない。鳥取は岐阜に敗れた翌節の奈良クラブ戦からの4試合は勝利こそないものの、引き分けが2試合と1点差負けが2試合、得点がなかった試合は0-1で敗れた第21節ヴァンラーレ八戸戦だけと、復調傾向にある。フォーメーションもそれまで4バックであったものを、くだんの第19節奈良戦から3バックに替え、修正を図っている。相手が以前のままであるとは思わず、今一度自分たちを引き締め直し、立ち向かっていく必要がある。

 

負傷離脱していた選手たちも徐々に合流し始め、夏の新加入選手もトレーニングに励んでいる状況だが、やはり、かつて鳥取に在籍していた文仁柱や田口裕也の、古巣相手の活躍を期待したいところ。全体のレベルが上がり、1節ごとに厳しい闘いを迎えている今シーズンのJ3だけに、相手についてよくわかっている、馴染みがあるということは好材料。また、鳥取の人々に現在のプレーを見てもらいたい、古巣に勝ちたいという想いも、前向きな力に変換されることだろう。

 

前節のアスルクラロ沼津戦では、特に前半に関しては個々の強度、あるいはチームとしての完成度で差が出たという反省が選手たちにもある。中期的に中断期間を通じて改善していくべきところもあるが、まずは鳥取戦に向けて1週間をかけ準備をする中で、意識を高めることで修正しえた部分もあるはず。まずは昇格プレーオフ圏内をめざし、勝点を積み上げなければいけない状況だが、その第一歩としてホームのファンに勝利を届け、ともに『HYPER CHANT』を歌いたい。

(Text by 後藤勝)

PICKUP PLAYER

22

文 仁柱MUN Inju

10番出身の技巧派サイドバック
守備を磨きつつキラーパスを放つ

文仁柱にとり、昨年まで在籍していたガイナーレ鳥取はやはり思い出のクラブだ。朝鮮大学を出て加入した初めてのJクラブ。かつて無敵を誇った在日朝鮮蹴球団のエースとして活躍、ジュビロ磐田やコンサドーレ札幌(※96年当時の呼称は「北海道」がつかず)でもプレーした民族のレジェンドである金鍾成(キンジョンソン)監督のもと、ボール保持を基礎とするスタイルに親しんだ。

 

そしてもともとトップ下やボランチを得意とする10番タイプだった文は、ここでサイドバックとしてポジションを掴み、多くの試合に出場した。ゲームを作ることも出来る万能型のプレーヤーをサイドバックに置くことも増えてきた現代のフットボールの流れに嵌まり、輝きを増したのだ。

 

宮崎キャンプの時を含めて朝鮮民主主義人民共和国代表との行き来が2回あり、またチーム内の競争も激しくなかなか先発定着には至らなかったが、横浜F・マリノスとの激闘を演じた天皇杯2回戦でタイトな対人守備とスルーパスによるチャンス創出で頭角をあらわすと、以降の6試合は先発出場。ハードワークと足もとの技術を兼ね備えた左サイドバックとして突出した存在になりつつある。最近では一列上がって中に入るプレーや、ゴール前に進出してフィニッシュに絡む仕事も板につき、前節の沼津戦ではチーム唯一の得点である岐阜加入後の初ゴールを挙げている。

 

いわば、大学卒業後に二段階の進化を遂げたことになる。そのプロとしてのキャリアを鳥取で始められたことについては本当に感謝しているという。自分が成長した姿を鳥取の人々に見せたいと願うと同時に、古巣には負けたくないという気持ちを併せ持ち、文は長良川のピッチで鳥取に立ち向かう。

(Text by 後藤勝)

通算対戦成績

J2リーグ 2勝2分2敗/得失点0
ホーム戦績 1勝1分1敗/得失点0
アウェイ戦績 1勝1分1敗/得失点0
J3リーグ 6勝0分3敗/得失点1
ホーム戦績 2勝0分2敗/得失点0
アウェイ戦績 4勝0分1敗/得失点1

直近対戦成績

メンバー

※順位、勝点等は前節終了時点のものです。

FC岐阜

11位 勝点30 [8勝6分8敗(33得点31失点)]

メンバー 警告 出場 得点
1 GK 茂木 秀
982 0
2 DF 岡崎 慎
0 0
4 DF 甲斐 健太郎
1610 1
5 DF 石田 崚真
1878 0
6 MF 北 龍磨
809 0
7 FW 河波 櫻士
146 0
8 MF 荒木 大吾
1938 5
9 FW 山内 寛史
161 1
10 MF 庄司 悦大
1295 0
11 FW 藤岡 浩介
1532 8
14 MF 生地 慶充
463 0
15 FW 上野 輝人
217 0
16 MF 西谷 亮
584 1
17 FW 田口 裕也
1464 10
18 DF 小川 真輝
555 0
19 MF 松本 歩夢
143 1
20 GK 林 祥太郎
0 0
21 MF 青木 拓矢
739 0
22 MF 文 仁柱
1263 1
23 DF 萩野 滉大
474 0
24 FW 粟飯原 尚平
670 3
25 DF 和田 侑樹
0 0
26 DF 羽田 一平
0 0
27 FW 横山 智也
285 0
28 MF 水野 泰輔
0 0
29 DF 野澤 陸
672 0
30 MF 與那覇 航和
0 0
31 GK 上田 智輝
728 0
37 DF 寺阪 尚悟
0 0
38 MF 新垣 貴之
956 2
39 DF 遠藤 元一
357 0
40 MF 川上 竜
1323 0
41 GK 中山 開帆
0 0
47 FW 長井 結矢
0 0
50 GK 後藤 大輝
270 0
65 MF 西堂 久俊
0 0
99 FW イ ヨンジェ
233 0

監督

天野 賢一(暫定)

ガイナーレ鳥取

18位 勝点19 [4勝7分11敗(21得点38失点)]

メンバー 警告 出場 得点
3 DF 坂本 敬
77 0
4 DF 二階堂 正哉
569 0
6 DF 温井 駿斗
1885 2
7 FW 松木 駿之介
565 2
8 DF 田中 恵太
1724 1
9 FW 富樫 佑太
1260 1
10 MF 世瀬 啓人
1815 2
11 MF 東條 敦輝
305 0
13 FW 髙尾 流星
213 0
14 MF 普光院 誠
1971 2
15 MF 東出 壮太
1192 0
16 MF 丸山 壮大
1073 1
17 MF 小澤 秀充
1522 2
18 FW 田中 翔太
1175 7
19 FW 三木 直土
467 0
20 MF 常安 澪
388 0
21 GK 井岡 海都
0 0
22 DF 牛田 援
0 0
23 FW 木下 慎之輔
23 0
26 MF 高柳 郁弥
0 0
27 MF 西田 結平
106 0
29 DF 小泉 隆斗
366 0
31 GK 高麗 稜太
360 0
32 MF 伊川 拓
247 0
33 MF 長谷川 アーリアジャスール
246 0
34 MF 曽我 大地
580 0
35 FW 長谷川 夢叶
0 0
39 GK 櫻庭 立樹
1620 0
41 DF 大城 蛍
1604 1
42 MF 金浦 真樹
376 0
46 FW 宮田 和純
51 0
54 MF 玉城 大志
0 0
55 DF 吉井 泰生
0 0

監督

林 健太郎

フォーメーション

チームスタッツ

FC岐阜 項目 ガイナーレ鳥取
1.5(5) ゴール 1(14)
8.7(17) ドリブル 10.9(12)
16(10) クロス 12(18)
490.1(5) パス 505.8(4)
1.3(11) インターセプト 1.3(11)
21.6(17) クリア 19.7(19)
16.5(12) タックル 17.4(5)
8.9(9) シュート 7.6(18)

※試合平均値。( )内はリーグ順位

得点パターン

FC岐阜 項目 ガイナーレ鳥取
4
PKから
0
0
セットプレー直接
3
2
セットプレーから
4
2
ドリブルから
1
9
クロスから
3
1
スルーパスから
1
8
30m未満のパスから
2
0
30m以上のパスから
0
4
こぼれ球から
4
3
その他
3

ランキング

FC岐阜

ゴール
田口 裕也 10
藤岡 浩介 8
荒木 大吾 5
粟飯原 尚平 3
新垣 貴之 2
アシスト
石田 崚真 7
田口 裕也 4
藤岡 浩介 3
北 龍磨 2
庄司 悦大 1

ガイナーレ鳥取

ゴール
田中 翔太 7
温井 駿斗 2
普光院 誠 2
世瀬 啓人 2
松木 駿之介 2
アシスト
温井 駿斗 3
普光院 誠 2
小澤 秀充 2
常安 澪 1
西田 結平 1

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