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2024.06.29 (Sat) 19:00

第19節岐阜メモリアルセンター長良川競技場

FC岐阜
FC岐阜

1

-

2

ヴァンラーレ八戸
ヴァンラーレ八戸

1 前半 1

0 後半 1

18分 荒木 大吾

1分 永田 一真
69分 妹尾 直哉

今期前半戦の折り返しとなる節目の一戦!
前期ラストのホームで一丸となっての勝利を

 

早いもので今シーズンのJ3リーグもこれが折り返し地点。シーズン前半戦最後の第19節は、ヴァンラーレ八戸を迎えてのホームゲームとなる。第18節終了時点での勝点26は自動昇格圏の2位まで5差、昇格プレーオフ圏内の6位まで2差であり、目標を射程に捉えている状態。ここでしっかりと勝点を重ね、勢いをつけてシーズン後半戦に向かうことで、ベターだったと言える結果にしていくべきだろう。

 

過去の対戦成績は3勝2分3敗とまったくの五分ながら、岐阜メモリアルセンター長良川競技場での対戦は岐阜から見て2勝2分と分がいい。アウェイでの相性の悪さは今シーズン2巡目の対戦となる8月17日の第24節で克服したいところだが、まずはホームでの勝利。昨年11月4日に収めた3-1の勝利も記憶に新しく、今回も万歳四唱で喜びを分かち合える試合をめざす。

 

一時、J3では9試合勝利がなく苦しんだが、ルヴァンカップと天皇杯の両方で敗退し、リーグ戦に集中する状態となってからは2連勝。苦しい内容だった第17節Y.S.C.C.横浜戦で2得点、終盤に複数失点を喫してもさらに突き放して勝った第18節ガイナーレ鳥取戦で4得点と、決定力が戻ってきていることが好材料だ。リーグ戦を闘い、順位を上げていくためには得失点差も重要であるだけに、今節も2得点以上を狙いたい。

 

今シーズンの八戸はホームでは1敗しかしていないが、アウェイでは1勝しかしていないという極端な内弁慶状態。直近のアウェイゲームでは、敗れた第16節福島ユナイテッドFC戦は前半途中で失点して追いかける展開となったこともあってかボール支配率が高めの試合となったが、第14節アスルクラロ沼津戦は低めのボール保持率で推移して0-0の引き分け。ボールを持たず、リスクを下げた試合運びを狙ってくる可能性もある。

だが、仮に相手が守りを固めてきた場合でも、ここまで貫いてきた積極的な姿勢でボックス内に進入していくだけ。天皇杯の横浜F・マリノス戦と第17節YS横浜戦で覚醒した岐阜の選手たちは3連勝で『HYPER CHANT』を歌う結末に向かい、ピッチを駆け抜ける。

(Text by 後藤勝)

PICKUP PLAYER

23

萩野 滉大Kodai HAGINO

今シーズンはボランチで開花
守備とチャンスメイクで光る

昨シーズンはサイドバックとセンターバックでプレーした萩野滉大。特にチーム事情でサイドバックとして起用されることが多く、宇賀神友弥のように対角線のフィードを飛ばせるサイドバックとしての活躍が期待される選手だったが、驚くことに今シーズンはボランチでの出場機会を増やしている。

 

学生時代にボランチを務めたことはあるが本格的に取り組むのは今年が初めて。この第19節ヴァンラーレ八戸戦を迎える時点で庄司悦大が負傷離脱中ということもあり、第一ポジションがボランチという位置づけになってきている。競争するチームメイトには青木拓矢、北龍磨、生地慶充、西谷亮といった中盤の専門職もいるが、プレー面の調子や身体的なコンディションなど、その時々の状態も合わせて抜擢され、直近のリーグ戦2試合では北とのコンビが機能。連勝に貢献した。

 

ボランチでプレーする時のモデルに掲げているのは日本代表の遠藤航。デュエル王として知られる、このリヴァプールの闘将に倣い1対1の守備に勝つことを基本として試合の主導権を握ろうとしている。ちょうど現在の岐阜が一時期の不信から脱するべく強度の部分を見直し、対人トレーニングに重きを置いているだけに、チームの方針に合致しているスタイルであるとも言える。

もちろん、足もとの技術も重要だ。名古屋グランパスアカデミー、法政大学と良質の環境で育ってきた萩野は中長距離のパスにも自信を持っている。天皇杯2回戦で横浜F・マリノス撃破まであと一歩と迫った田口裕也のゴールは、萩野との関係から生まれたもの。2023年の天皇杯清水エスパルス戦でも萩野の活躍が光ったが、ボールを動かし走らせるセンスによって攻撃面でも効果的だ。

 

前述したように、ボランチの層が厚いだけに今後永続的にこのポジションを担うとは言い切れない。しかしそこで萩野が新しい可能性を切り開き、これまでにない魅力を見せてくれたのは確かなことだ。昨年、大卒ルーキーの身でリーグ戦10試合に出場しえた背景にあるメンタルの強さを思えば、守備重視のボランチは天職かもしれない。行けるところまで行ってみようかという勢いは、チームの勢いをも加速させる。

(Text by 後藤勝)

通算対戦成績

J3リーグ 3勝2分3敗/得失点2
ホーム戦績 2勝2分0敗/得失点3
アウェイ戦績 1勝0分3敗/得失点-1

直近対戦成績

メンバー

※順位、勝点等は前節終了時点のものです。

FC岐阜

11位 勝点26 [7勝5分6敗(29得点26失点)]

メンバー 警告 出場 得点
1 GK 茂木 秀
982 0
2 DF 岡崎 慎
0 0
4 DF 甲斐 健太郎
1340 1
5 DF 石田 崚真
1608 0
6 MF 北 龍磨
521 0
7 FW 河波 櫻士
146 0
8 MF 荒木 大吾
1586 4
9 FW 山内 寛史
161 1
10 MF 庄司 悦大
1295 0
11 FW 藤岡 浩介
1264 8
14 MF 生地 慶充
371 0
15 FW 上野 輝人
217 0
16 MF 西谷 亮
390 1
17 FW 田口 裕也
1211 9
18 DF 小川 真輝
465 0
19 MF 松本 歩夢
96 1
20 GK 林 祥太郎
0 0
21 MF 青木 拓矢
704 0
22 MF 文 仁柱
923 0
23 DF 萩野 滉大
277 0
24 FW 粟飯原 尚平
653 3
25 DF 和田 侑樹
0 0
26 DF 羽田 一平
0 0
27 FW 横山 智也
285 0
28 MF 水野 泰輔
0 0
29 DF 野澤 陸
504 0
30 MF 與那覇 航和
0 0
31 GK 上田 智輝
638 0
37 DF 寺阪 尚悟
0 0
38 MF 新垣 貴之
643 1
39 DF 遠藤 元一
181 0
40 MF 川上 竜
1233 0
41 GK 中山 開帆
0 0
47 FW 長井 結矢
0 0
50 GK 後藤 大輝
0 0
65 MF 西堂 久俊
0 0
99 FW イ ヨンジェ
126 0

監督

天野 賢一(暫定)

ヴァンラーレ八戸

14位 勝点20 [4勝8分6敗(15得点18失点)]

メンバー 警告 出場 得点
1 GK 飯田 雅浩
90 0
2 DF 藤嵜 智貴
462 0
5 DF 稲積 大介
697 0
6 MF 柴田 壮介
1367 1
7 MF 佐藤 碧
1032 0
8 MF 山内 陸
1484 0
9 FW 永田 一真
1067 4
10 MF 新井山 祥智
38 0
11 FW 佐々木 快
240 2
13 GK 大西 勝俉
1530 0
14 FW 前澤 甲気
1609 2
15 MF 大山 晟那
4 0
16 MF 鏑木 瑞生
0 0
17 MF 妹尾 直哉
243 1
18 MF 音泉 翔眞
1262 0
19 DF 加藤 慎太郎
218 0
20 DF 蓑田 広大
1442 0
24 MF 山田 尚幸
300 0
25 GK 谷口 裕介
0 0
27 MF 國分 将
484 0
29 DF 柳下 大樹
1260 3
31 MF 坂本 琉維
0 0
33 MF 中野 桂太
0 0
37 MF 清水 悠斗
0 0
38 FW 上形 洋介
0 0
39 DF 近石 哲平
732 0
45 DF 湯本 創也
0 0
50 GK 桜田 凌雅
0 0
51 DF 雪江 悠人
276 0
61 MF 安藤 由翔
624 0
90 FW オリオラ サンデー
1359 2

監督

石﨑 信弘

フォーメーション

チームスタッツ

FC岐阜 項目 ヴァンラーレ八戸
1.6(6) ゴール 0.8(17)
8.9(17) ドリブル 12.9(4)
16.4(10) クロス 18.6(1)
483.7(5) パス 414.9(16)
1.3(13) インターセプト 1.3(11)
20.7(18) クリア 23.4(13)
16.7(13) タックル 23.2(1)
9.2(6) シュート 8.9(8)

※試合平均値。( )内はリーグ順位

得点パターン

FC岐阜 項目 ヴァンラーレ八戸
3
PKから
2
0
セットプレー直接
0
2
セットプレーから
4
2
ドリブルから
2
9
クロスから
2
0
スルーパスから
1
8
30m未満のパスから
2
0
30m以上のパスから
0
3
こぼれ球から
1
2
その他
1

ランキング

FC岐阜

ゴール
田口 裕也 9
藤岡 浩介 8
荒木 大吾 4
粟飯原 尚平 3
甲斐 健太郎 1
アシスト
石田 崚真 7
田口 裕也 4
藤岡 浩介 3
北 龍磨 2
庄司 悦大 1

ヴァンラーレ八戸

ゴール
永田 一真 4
柳下 大樹 3
前澤 甲気 2
佐々木 快 2
オリオラ サンデー 2
アシスト
妹尾 直哉 2
音泉 翔眞 2
オリオラ サンデー 2
柳下 大樹 1
安藤 由翔 1

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