MATCHDAY PROGRAMマッチデープログラム

日程・会場 結果 放送
HOME

2024.05.06 (Mon) 19:00

第13節岐阜メモリアルセンター長良川競技場

FC岐阜
FC岐阜

0

-

1

ギラヴァンツ北九州
ギラヴァンツ北九州

0 前半 1

0 後半 0

45+4分 永井 龍

GW連戦の最後を飾る祝日のホームゲーム!
苦手の北九州を迎え撃ち上位に留まりたい一戦

 

今年はJ3降格後もっとも日程が過密になっているシーズンだと言っていいだろう。3月にも4月にも連戦があったが、このゴールデンウィークも4月28日にツエーゲン金沢とJ3第11節で対戦したのち、中4日の5月3日にAC長野パルセイロとの第12節に臨み、そこから中2日でこの第13節ギラヴァンツ北九州戦と忙しい日々だった。さらに言えば5月11日の天皇杯岐阜県予選決勝まで中4日。体力的には非常に厳しい状況となっている。

 

ここでホームスタジアムである岐阜メモリアルセンター長良川競技場に迎える相手が北九州であることが、また悩ましい。J3での対戦成績は1分3敗とまったくの不利。特に2022年も2023年もこの長良川で開催した最終節で敗れているだけに、相性の悪さは否めない。上位争いを演じている今シーズンこそ苦手の印象を払拭したいところだ。

 

第12節までの北九州はとらえどころのない成績を残している。上位陣との試合が続いた第4節から第7節までは、アスルクラロ沼津に敗れたもののFC大阪および大宮アルディージャに引き分け、FC今治には勝利を収めて勝点5を得るという、悪くない結果だった。しかしSC相模原、カターレ富山、長野には1点差で敗れ、こうした敗戦の多さで中位に留まっている。言い方を変えればそこを引き分け以上に出来れば順位は大きく変わっているはずで、侮れない相手であることは確かだ。

 

パスワークで前進しつつタテへの勢いを併せ持つという意味では岐阜に似たところもある北九州。後藤大輝、新垣貴之、川上竜、あるいは天野賢一ヘッドコーチや上杉哲平

GKコーチが在籍していた頃とは異なるチームになっているが、ゆかりのある選手・スタッフが多いだけに負けたくない気持ちもあるはず。上位に留まり優勝争いに打って出る勢いを得るためにも3ポイントを獲得し、勝利の歓喜とともに『HYPER CHANT』を歌いたい。

(Text by 後藤勝)

PICKUP PLAYER

21

青木 拓矢Takuya AOKI

危険地帯に急行する守備意識と
シンプルなパスで中盤の要に

 

前橋育英高校で全国高校サッカー選手権大会出場を果たしていることからもわかるように、群馬県出身のプレーヤー。プロとしては埼玉県の大宮アルディージャと浦和レッズ、東京都のFC東京と、徐々に活躍の場を南下させてきてはいたが、それでも関東に留まっていた。東海地方での生活はFC岐阜に加入した今年が初めてのこと。それでもすんなりとチームに馴染んだ辺りが、青木拓矢の青木拓矢たるゆえんかもしれない。

 

「青木拓矢は青木拓矢」と、どこに行っても言われる。豊富なキャリアを持つ大ベテランだがフランクな性格で誰にでも打ち解け、相手に圧をかけない接し方でその場に溶け込む。プレーに関しても、原理原則に忠実で、どのような戦術を採用しているかを問わず、どの監督の要求にも応えようとする。そしてどのクラブでも同じような強みを発揮する。

 

岐阜でもすぐに“青木拓矢ぶり”を発揮した。もともと球離れがよくボールを足もとでコネないスタイルだったが、そのシンプルに少ないタッチ数でパスをはたいていくプレーが、集団的にボールを動かしていく岐阜のビルドアップにマッチした。また、最終ラインの前で身体を張ってスクリーンとなり相手の攻撃を防ぐ、あるいはピンチを察知して危険地帯に急行し相手のチャンスを防ごうとする姿勢は、岐阜に足りないところを補っている。第11節のツエーゲン金沢戦前半で見せたインターセプトは見事だった。

 

年齢構成を考えても、30歳以下のプレーヤーが大半を占めているなかで、キャプテンの庄司悦大と同じ30代半ばの大人で、かつ威圧感がない青木の存在は貴重だ。長年のJ1生活で得たものを活かしつつ環境に順応するパーソナリティはこのクラブに合っている。タフな背番号21は出場時間を問わず、ゴールデンウィーク最後の試合にも全力を尽くすだろう。

(Text by 後藤勝)

通算対戦成績

J2リーグ 6勝1分7敗/得失点-3
ホーム戦績 5勝1分1敗/得失点4
アウェイ戦績 1勝0分6敗/得失点-7
J3リーグ 0勝1分3敗/得失点-3
ホーム戦績 0勝0分2敗/得失点-2
アウェイ戦績 0勝1分1敗/得失点-1

直近対戦成績

メンバー

※順位、勝点等は前節終了時点のものです。

FC岐阜

5位 勝点19 [5勝4分3敗(19得点13失点)]

メンバー 警告 出場 得点
1 GK 茂木 秀
982 0
2 DF 岡崎 慎
0 0
4 DF 甲斐 健太郎
1080 1
5 DF 石田 崚真
1077 0
6 MF 北 龍磨
187 0
7 FW 河波 櫻士
146 0
8 MF 荒木 大吾
1080 2
9 FW 山内 寛史
138 0
10 MF 庄司 悦大
1063 0
11 FW 藤岡 浩介
880 7
14 MF 生地 慶充
83 0
15 FW 上野 輝人
183 0
16 MF 西谷 亮
386 1
17 FW 田口 裕也
761 6
18 DF 小川 真輝
405 0
19 MF 松本 歩夢
7 0
20 GK 林 祥太郎
0 0
21 MF 青木 拓矢
524 0
22 MF 文 仁柱
655 0
23 DF 萩野 滉大
22 0
24 FW 粟飯原 尚平
519 2
25 DF 和田 侑樹
0 0
26 DF 羽田 一平
0 0
27 FW 横山 智也
130 0
28 MF 水野 泰輔
0 0
29 DF 野澤 陸
404 0
30 MF 與那覇 航和
0 0
31 GK 上田 智輝
98 0
37 DF 寺阪 尚悟
0 0
38 MF 新垣 貴之
325 0
39 DF 遠藤 元一
1 0
40 MF 川上 竜
693 0
41 GK 中山 開帆
0 0
47 FW 長井 結矢
0 0
50 GK 後藤 大輝
0 0
65 MF 西堂 久俊
0 0
99 FW イ ヨンジェ
51 0

監督

上野 優作

ギラヴァンツ北九州

16位 勝点11 [2勝5分5敗(8得点10失点)]

メンバー 警告 出場 得点
1 GK 伊藤 剛
0 0
3 DF 伊東 進之輔
0 0
4 DF 長谷川 光基
458 1
5 DF 本村 武揚
0 0
6 MF 藤原 健介
0 0
7 MF 平原 隆暉
141 0
8 MF 若谷 拓海
242 1
9 FW 平山 駿
145 0
10 FW 永井 龍
689 1
11 MF 喜山 康平
770 1
13 DF 工藤 孝太
1080 0
14 MF 井澤 春輝
513 0
15 MF 小林 里駆
236 0
16 FW 大森 真吾
0 0
17 MF 岡野 凜平
828 1
18 FW 渡邉 颯太
131 0
19 MF 井野 文太
206 0
20 MF 矢田 旭
325 0
21 MF 牛之濵 拓
792 1
22 DF 山脇 樺織
414 0
23 DF 坂本 翔
480 0
24 DF 前田 紘基
66 0
25 FW 坪郷 来紀
0 0
27 GK 田中 悠也
810 0
29 FW 高 昇辰
574 1
30 MF 髙橋 隆大
53 0
31 GK 大谷 幸輝
270 0
33 DF 乾 貴哉
1014 0
34 MF 高吉 正真
846 0
39 GK 谷口 璃成
0 0
40 MF 官澤 琉汰
0 0
41 DF 世良 務
0 0
50 DF 杉山 耕二
797 0

監督

増本 浩平

フォーメーション

チームスタッツ

FC岐阜 項目 ギラヴァンツ北九州
1.6(5) ゴール 0.7(19)
8.1(19) ドリブル 12(7)
15.7(12) クロス 16.6(9)
461.9(7) パス 452.1(8)
1.7(4) インターセプト 1.6(7)
22.3(15) クリア 22.3(14)
15.8(16) タックル 18.8(7)
9.2(4) シュート 8.5(9)

※試合平均値。( )内はリーグ順位

得点パターン

FC岐阜 項目 ギラヴァンツ北九州
3
PKから
1
0
セットプレー直接
0
1
セットプレーから
1
1
ドリブルから
0
7
クロスから
2
0
スルーパスから
0
5
30m未満のパスから
3
0
30m以上のパスから
0
2
こぼれ球から
1
0
その他
0

ランキング

FC岐阜

ゴール
藤岡 浩介 7
田口 裕也 6
荒木 大吾 2
粟飯原 尚平 2
甲斐 健太郎 1
アシスト
石田 崚真 6
田口 裕也 3
庄司 悦大 1
西谷 亮 1
文 仁柱 1

ギラヴァンツ北九州

ゴール
長谷川 光基 1
喜山 康平 1
牛之濱 拓 1
若谷 拓海 1
岡野 凜平 1
アシスト
坂本 翔 2
乾 貴哉 1
矢田 旭 1
岡野 凜平 1

MDP SPONSOR

ARCHIVESシーズン別