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2024.04.14 (Sun) 15:00

第10節岐阜メモリアルセンター長良川競技場

FC岐阜
FC岐阜

1

-

2

テゲバジャーロ宮崎
テゲバジャーロ宮崎

0 前半 2

1 後半 0

56分 田口 裕也

17分 橋本 啓吾
43分 力安 祥伍

4月3連戦のラストはエース藤岡の古巣が相手!
前線の核である背番号11を活かし勝利を

アウェイ開催のJ3第8節SC相模原戦から始まった8日間での3連戦はこの第10節テゲバジャーロ宮崎戦が最後。第9節カターレ富山戦から中3日で再び岐阜メモリアルセンター長良川競技場でのホームゲームとなる。他クラブの警戒が強まり、FC岐阜対策が目立つようになってきている苦しさはあるが、持てる力を振り絞り、勝利をめざしたい。

 

下位に低迷している宮崎が相手だからと言って油断は禁物。第7節まで2分5敗と苦しんでいたことは確かだが、第8節で奈良クラブ相手に勝利を収めて未勝利を脱したばかり。特に、育成型期限付き移籍で急遽3月末に加入、3月31日の第7節いわてグルージャ盛岡戦から出場している安田虎士朗が脅威だ。

 

安田は資質としては典型的な10番タイプ。所属元のFC東京で出場機会を得られない間、チーム事情でボランチに取り組んでいたが、本職は攻撃的な中盤。サイドハーフでもプレー出来るが、宮崎では最も得意とする4-2-3-1のトップ下で輝きを取り戻している。昨シーズンから今シーズンにかけて大幅に選手を入れ替えた結果、チーム作りが思ったように進まなかったのか、スタートがうまくいかなかった感がある宮崎だが、ここに来て中軸と言える選手を獲得して腰が定まってきたのかもしれない。

 

このように開幕当初と異なる姿を見せている宮崎だが、だからと言って必要以上に怖れる必要もない。宮崎にも下位から脱したいという強い願いがあるように、岐阜にも相手の対策に打ち克って優勝争いを続けたいという意思がある。強い気持ちで3連戦の最後に臨めばいい。

 

現在、得点ランキングのトップを争っている藤岡浩介にとっては、自分を育ててくれた古巣との対戦となる。当然、正々堂々と戦いつつ、成長した姿を見てほしいとの想いもあるだろう。岐阜を代表するエースとなった藤岡を活かした攻撃で3ポイントを獲得し、『HYPER CHANT』で歓喜の夕方を迎えよう。

(Text by 後藤勝)

PICKUP PLAYER

11

藤岡 浩介Kosuke FUJIOKA

甦った決定力でゴールを量産!
ラストパスの精度も光るエース

ファジアーノ岡山時代はなかなか出番に恵まれなかったが、日章学園高校時代は年間二桁得点をマークしていた天性のストライカー。その能力がプロレベルで認識されたのは、2021シーズンにテゲバジャーロ宮崎で10得点を挙げた時だった。翌年、すぐにFC岐阜へと移籍加入。ここでもプロでのキャリアハイとなる16得点を挙げて得点王にあと一歩のところまで迫った。

 

しかし2023シーズンは苦戦した。原因はトップ下へのコンバート。自らゴールを決めながらチャンスを作る前線の選手といえば、かつての名古屋グランパスにおけるドラガン ストイコビッチを思い出すが、この役割への適応に思いの外時間がかかった。

 

チャンスを作るほうに意識が傾くあまり、得点にうまく比重を置くことが出来なかった。それを反省し、今シーズンは自分で決めることをあえて強く意識した。すると第1節の福島ユナイテッドFC戦で2得点。第6節のいわてグルージャ盛岡戦では3得点と、シーズン序盤戦でいきなり大爆発。得点ランキングのトップに浮上した。

 

興味深いことに、ゴールが決まるようになると、ラストパスの精度も向上した。ハットトリックを達成した次の試合、第7節の松本山雅FC戦では、粟飯原尚平の決勝点をアシストするラストパス。ゴール前に出来た狭いコースを衝いていく美技に衝撃が走った。

 

苦しんだ甲斐あって、現在の藤岡は昨年に夢見ていた、ゴールもアシストも決められるエースとしての成長を遂げている。今シーズンAC長野パルセイロに移籍した浮田健誠との得点王争いが続く中、どこまで記録を伸ばしていくのか。岐阜の未来は背番号11の両足にかかっている。

(Text by 後藤勝)

通算対戦成績

J3リーグ 2勝1分3敗/得失点2
ホーム戦績 1勝1分1敗/得失点1
アウェイ戦績 1勝0分2敗/得失点1

直近対戦成績

メンバー

※順位、勝点等は前節終了時点のものです。

FC岐阜

3位 勝点18 [5勝3分1敗(17得点9失点)]

メンバー 警告 出場 得点
1 GK 茂木 秀
758 0
2 DF 岡崎 慎
0 0
4 DF 甲斐 健太郎
810 1
5 DF 石田 崚真
807 0
6 MF 北 龍磨
148 0
7 FW 河波 櫻士
146 0
8 MF 荒木 大吾
810 2
9 FW 山内 寛史
138 0
10 MF 庄司 悦大
810 0
11 FW 藤岡 浩介
754 7
14 MF 生地 慶充
83 0
15 FW 上野 輝人
183 0
16 MF 西谷 亮
368 1
17 FW 田口 裕也
542 4
18 DF 小川 真輝
360 0
19 MF 松本 歩夢
0 0
20 GK 林 祥太郎
0 0
21 MF 青木 拓矢
294 0
22 MF 文 仁柱
430 0
23 DF 萩野 滉大
22 0
24 FW 粟飯原 尚平
256 2
25 DF 和田 侑樹
0 0
26 DF 羽田 一平
0 0
27 FW 横山 智也
8 0
28 MF 水野 泰輔
0 0
29 DF 野澤 陸
360 0
30 MF 與那覇 航和
0 0
31 GK 上田 智輝
52 0
37 DF 寺阪 尚悟
0 0
38 MF 新垣 貴之
303 0
39 DF 遠藤 元一
1 0
40 MF 川上 竜
467 0
41 GK 中山 開帆
0 0
47 FW 長井 結矢
0 0
50 GK 後藤 大輝
0 0
65 MF 西堂 久俊
0 0
99 FW イ ヨンジェ
0 0

監督

上野 優作

テゲバジャーロ宮崎

20位 勝点5 [1勝2分6敗(8得点15失点)]

メンバー 警告 出場 得点
2 DF 青山 生
588 0
3 DF 代 健司
0 0
4 DF 大武 峻
191 0
5 MF 坂井 駿也
270 0
6 MF 大熊 健太
180 0
7 MF 魚里 直哉
442 0
8 MF 力安 祥伍
623 1
11 FW 橋本 啓吾
806 3
13 FW 北村 知也
5 0
14 MF 江口 稜馬
90 0
15 DF 辻岡 佑真
765 0
16 DF 吉田 朋恭
674 0
17 MF 中別府 柊太
0 0
18 FW 吉澤 柊
410 4
19 MF 高瀬 生聖
0 0
20 MF 阿野 真拓
550 0
21 GK 清水 羅偉
0 0
22 MF 田中 純平
225 0
23 MF 大渕 来珠
340 0
24 DF 松本 雄真
0 0
26 MF 藤原 志龍
0 0
27 FW 渡邊 星来
0 0
28 DF 眞鍋 旭輝
175 0
29 DF 藤本 奎詩
0 0
30 FW 高岡 伶颯
0 0
31 MF 金川 羅彌
0 0
33 DF 黒木 謙吾
630 0
34 MF 遠藤 光
7 0
35 DF 江川 慶城
0 0
36 DF 吉永 昇偉
222 0
37 DF 奥田 裕貴
0 0
38 MF 楠 大樹
507 0
39 MF 新城 暖基
0 0
40 GK 名良橋 拓真
0 0
41 FW 上野 瑶介
130 0
42 MF 永長 鷹虎
0 0
44 MF 井上 怜
0 0
45 DF 田中 誠太郎
0 0
47 DF 林 賢吾
0 0
50 MF 安田 虎士朗
270 0
55 GK 青木 心
630 0
57 GK 植田 峻佑
180 0
58 FW 武 颯
0 0

監督

大熊 裕司

フォーメーション

チームスタッツ

FC岐阜 項目 テゲバジャーロ宮崎
1.9(2) ゴール 0.9(14)
8(19) ドリブル 10.2(13)
13.8(15) クロス 14.3(14)
422.2(15) パス 410.8(16)
1.9(5) インターセプト 1.3(14)
24.4(8) クリア 21.6(16)
16.2(16) タックル 18.9(9)
10(4) シュート 7.1(17)

※試合平均値。( )内はリーグ順位

得点パターン

FC岐阜 項目 テゲバジャーロ宮崎
2
PKから
0
0
セットプレー直接
0
1
セットプレーから
1
1
ドリブルから
0
6
クロスから
2
0
スルーパスから
1
5
30m未満のパスから
1
0
30m以上のパスから
0
2
こぼれ球から
3
0
その他
0

ランキング

FC岐阜

ゴール
藤岡 浩介 7
田口 裕也 4
荒木 大吾 2
粟飯原 尚平 2
甲斐 健太郎 1
アシスト
石田 崚真 5
田口 裕也 3
庄司 悦大 1
西谷 亮 1
文 仁柱 1

テゲバジャーロ宮崎

ゴール
吉澤 柊 4
橋本 啓吾 3
力安 祥伍 1
アシスト
魚里 直哉 1
安田 虎士朗 1
阿野 真拓 1
大渕 来珠 1
橋本 啓吾 1

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