MATCHDAY PROGRAMマッチデープログラム

日程・会場 結果 放送
HOME

2024.04.10 (Wed) 19:00

第9節岐阜メモリアルセンター長良川競技場

FC岐阜
FC岐阜

1

-

1

カターレ富山
カターレ富山

0 前半 0

1 後半 1

90+6分 田口 裕也

90+2分 松本 孝平

ここからホーム長良川で中3日の2連戦!
アウェイで苦しんだ選手たちに激励の声援を

3月にはルヴァンカップを含む5連戦の試練に立ち向かったFC岐阜。ルヴァンは残念ながら1回戦敗退となってしまったものの、リーグ戦では3勝1分の結果を残し、浮上のきっかけとすることが出来た。4月に入り今度は3連戦を迎えることになったが、ここも無敗で乗り切り、上位定着を成し遂げたいところだ。

 

もしもルヴァンを勝ち上がっていれば4月17日に2回戦があり、4連戦となるところだった。岐阜メモリアルセンター長良川競技場で名古屋グランパスと対戦する機会を逃したことは悔しい限りだが、ここは1試合少なくなったことを前向きに捉え、3連戦の残り2試合に集中して臨んでいくべきだろう。

 

幸いなことに第9節、第10節ともホーム長良川での開催。アウェイのスタジアムへの遠征がなく、地元で調整に専念出来るだけに、あとのことは考えず全力を尽くしたい。

 

ホーム連戦、初戦の相手は第8節終了時点で11位のカターレ富山。今シーズンは勝利と敗戦を繰り返して波に乗り切れていない印象だが、それでも勝点10に到達し、岐阜とは勝点7差。順位ほどの差はないだろう。

 

昨シーズン中にカマタマーレ讃岐へと期限付き移籍をしていた川西翔太が完全移籍に移行。またFC東京から期限付き移籍で加入していたアルトゥール シルバが所属元の東京から大宮アルディージャに完全移籍をする形で離れたため、ビッグネームが減った印象があるが、J2クラブから5人の選手を補強。実質的なチーム力は昨年と大きくは変動していないと考えたほうがいい。

 

一方の岐阜は2試合続いたアウェイゲームで、それぞれ対策を講じられたフシがあり苦戦。それでも1勝1分で帰ってきたことは誇れるが、今一度自分たちのスタイルを表現するところに立ち戻り、積極的に仕掛け、相手陣めがけて前進していく攻撃的な姿を見せることに傾注したい。敵地でも岐阜のサポーターは力強く、第7節の松本では喜びを分かち合えたが、前節は引き分け。今節こそ勝って『HYPER CHANT』を歌うべく、選手たちをホームの大声援で後押ししていこう。

(Text by 後藤勝)

PICKUP PLAYER

8

荒木 大吾Daigo ARAKI

献身的な姿勢と高い技術を備え
チャンスを作る攻撃陣の中核

始動が近づいた頃に加入が決まり、オフシーズン最後の話題をさらった1人がこの荒木大吾だった。過去、ジュビロ磐田と京都サンガF.C.に所属し、J1とJ2での出場試合数は100をゆうに超える。経験豊富であり、この2月に30歳を迎えたばかりで働き盛りでもあり、当初から活躍が期待されていた。

 

いざ開幕してみると、期待に違わぬ活躍でたちまち攻撃陣の中核を成した。いきなり開幕戦で決めた移籍加入後の初ゴールでわかるように、高い技術力を持っていたからでもあるが、そのほかにもJ1で磨かれた武器を持っていたからでもあった。

 

上野優作監督は「一度前に行ったあと、ポジションを戻す。その動作を怠らない」と、高く評価した。攻撃での動き直し、守備での動き直し。役割に沿って、あるいは約束事に従って、チームのためにハードワークを怠らないことでリズムを作り出す。一見わかりにくいが、その隙のなさ、プロ意識が重要だった。

 

荒木のプレースタイルは今シーズンのやり方によく合っていた。スピードが持ち味の攻撃陣が3人ステップアップの移籍を果たすと、新加入の選手たちは球離れよく、いい状態の味方を探してボールを渡していく。パス&ゴーを小刻みに繰り返し、集団的に前進していく攻撃を意図するようになった。荒木もまたボールを持ちすぎず、テンポよくパスを出していく。自ら決める力を持ちながら即座の判断でパスを出せることが、攻撃の迫力を増す結果に繋がった。

 

ここまで全試合に90分間フル出場。信頼厚い背番号8が、今日もFC岐阜の攻撃をけん引する。

(Text by 後藤勝)

通算対戦成績

J2リーグ 4勝4分5敗/得失点0
ホーム戦績 2勝3分1敗/得失点3
アウェイ戦績 2勝1分4敗/得失点-3
J3リーグ 4勝2分2敗/得失点3
ホーム戦績 2勝1分1敗/得失点1
アウェイ戦績 2勝1分1敗/得失点2

直近対戦成績

メンバー

※順位、勝点等は前節終了時点のものです。

FC岐阜

2位 勝点17 [5勝2分1敗(16得点8失点)]

メンバー 警告 出場 得点
1 GK 茂木 秀
668 0
2 DF 岡崎 慎
0 0
4 DF 甲斐 健太郎
720 1
5 DF 石田 崚真
717 0
6 MF 北 龍磨
148 0
7 FW 河波 櫻士
146 0
8 MF 荒木 大吾
720 2
9 FW 山内 寛史
138 0
10 MF 庄司 悦大
720 0
11 FW 藤岡 浩介
672 7
14 MF 生地 慶充
83 0
15 FW 上野 輝人
120 0
16 MF 西谷 亮
305 1
17 FW 田口 裕也
515 3
18 DF 小川 真輝
352 0
19 MF 松本 歩夢
0 0
20 GK 林 祥太郎
0 0
21 MF 青木 拓矢
267 0
22 MF 文 仁柱
348 0
23 DF 萩野 滉大
22 0
24 FW 粟飯原 尚平
166 2
25 DF 和田 侑樹
0 0
26 DF 羽田 一平
0 0
27 FW 横山 智也
0 0
28 MF 水野 泰輔
0 0
29 DF 野澤 陸
360 0
30 MF 與那覇 航和
0 0
31 GK 上田 智輝
52 0
37 DF 寺阪 尚悟
0 0
38 MF 新垣 貴之
303 0
39 DF 遠藤 元一
1 0
40 MF 川上 竜
377 0
41 GK 中山 開帆
0 0
47 FW 長井 結矢
0 0
50 GK 後藤 大輝
0 0
65 MF 西堂 久俊
0 0
99 FW イ ヨンジェ
0 0

監督

上野 優作

カターレ富山

11位 勝点10 [2勝4分2敗(5得点7失点)]

メンバー 警告 出場 得点
1 GK 田川 知樹
360 0
2 MF 脇本 晃成
360 0
4 DF 神山 京右
360 0
5 DF 今瀬 淳也
0 0
6 MF 瀬良 俊太
20 0
7 MF 佐々木 陽次
145 0
8 MF 松岡 大智
482 0
9 FW 碓井 聖生
587 2
10 FW マテウス レイリア
201 0
11 FW 松本 孝平
440 0
14 DF 下堂 竜聖
363 0
15 MF ガブリエル エンリケ
0 0
16 MF 末木 裕也
593 0
17 MF 坪川 潤之
242 0
18 MF 伊藤 拓巳
205 0
19 MF 井上 直輝
0 0
20 MF 大山 武蔵
279 0
22 MF 椎名 伸志
0 0
23 DF 西矢 慎平
270 0
24 MF 河井 陽介
403 0
25 MF 安光 将作
471 1
26 DF 鍋田 純志
0 0
27 FW 吉平 翼
423 2
28 MF 布施谷 翔
47 0
30 DF 大迫 暁
421 0
31 GK 齋藤 和希
0 0
32 MF 溝口 駿
0 0
33 MF 髙橋 馨希
491 0
39 FW 古川 真人
0 0
42 GK 平尾 駿輝
360 0
46 DF 川上 優樹
360 0
48 MF 荒井 悠汰
0 0

監督

小田切 道治

フォーメーション

チームスタッツ

FC岐阜 項目 カターレ富山
2(1) ゴール 0.6(19)
7.4(19) ドリブル 13.6(2)
13.5(16) クロス 18.3(2)
405.3(15) パス 449.3(8)
1.8(7) インターセプト 1.3(15)
25.6(6) クリア 20.4(18)
17.3(13) タックル 19.3(10)
10.4(2) シュート 8.8(7)

※試合平均値。( )内はリーグ順位

得点パターン

FC岐阜 項目 カターレ富山
1
PKから
0
0
セットプレー直接
0
1
セットプレーから
0
1
ドリブルから
1
6
クロスから
1
0
スルーパスから
1
5
30m未満のパスから
0
0
30m以上のパスから
0
2
こぼれ球から
0
0
その他
2

ランキング

FC岐阜

ゴール
藤岡 浩介 7
田口 裕也 3
荒木 大吾 2
粟飯原 尚平 2
甲斐 健太郎 1
アシスト
石田 崚真 5
田口 裕也 3
庄司 悦大 1
西谷 亮 1
文 仁柱 1

カターレ富山

ゴール
吉平 翼 2
碓井 聖生 2
安光 将作 1
アシスト
安光 将作 1
伊藤 拓巳 1
松本 孝平 1

MDP SPONSOR

ARCHIVESシーズン別